パンどろぼうは何歳から?対象年齢と年齢別の楽しみ方を解説

柴田ケイコ作『パンどろぼう』の表紙と「パンどろぼうは何歳から?」の文字を配置したアイキャッチ画像
絵本ライフ
編集長
**絵本ライフ編集長**

子どもが幼いころから、親子でさまざまな絵本を楽しんできました。

家庭での読み聞かせ経験をもとに、おすすめ絵本の紹介や対象年齢、選び方に加えて、絵本から広がる**お遊戯・劇遊び・工作・発表会のアイデア**を発信しています。

パパ・ママはもちろん、保育や教育に関わる方にも役立つ、絵本を読んだ後まで楽しむための情報をお届けします。

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こんにちは、「絵本ライフ」管理人の絵本ライフ編集長です。

『パンどろぼう』を子どもに読んでみたいけれど、「何歳から楽しめる?」「2歳にはまだ早い?」「3歳なら買っても大丈夫?」と迷っていませんか。

絵本の対象年齢を見るときに困るのが、書かれている数字と、実際にわが子が楽しめる年齢が必ずしも同じではないことです。3歳向けと書かれていても2歳で夢中になる子はいますし、3歳を過ぎていても短い絵本のほうが好きな子もいます。

先に結論を言うと、KADOKAWAが案内している第1作『パンどろぼう』の対象年齢は3歳からです。初めて選ぶなら、3歳前後をひとつの目安にすると分かりやすいですよ。

ただし、3歳になるまで待たなければならないわけではありません。2歳ごろなら絵や表情を中心に楽しむ読み方ができますし、4歳、5歳、小学生になれば、ストーリーや細かな絵、登場人物について話す楽しさも増えていきます。

絵本ライフでは、家庭で実際に絵本を手に取って確認するとともに、出版社の公式情報や作者インタビューも確認しながら紹介しています。この記事では、年齢の数字だけではなく、「あなたの子に今合いそうか」を判断できるところまで一緒に見ていきます。

 この記事のポイント!
  • パンどろぼうの公式な対象年齢
  • 2歳・3歳・4歳・5歳以上の楽しみ方
  • 今の子どもに合うか判断するポイント
  • 初めて買うならどのパンどろぼうを選ぶか
黒い机の上に置いた柴田ケイコ作の絵本『パンどろぼう』の表紙
実際の『パンどろぼう』を黒い机の上に置いた様子です。
目次

パンどろぼうは何歳から楽しめる?

「パンどろぼうの絵本は何歳向け?」という疑問には、まず公式の対象年齢と、家庭で楽しめる年齢を分けて考えると分かりやすくなります。

公式の対象年齢は3歳から

KADOKAWAの公式案内では、第1作『パンどろぼう』の対象は3歳からとされています。2020年4月16日に発売された柴田ケイコさん作の絵本で、ページ数は32ページです。

「何歳から買えば失敗しにくい?」と迷っているなら、まず3歳前後をひとつの基準にするのが分かりやすいかなと思います。

対象年齢や書籍情報を自分でも確認したい方は、KADOKAWAの『パンどろぼう』公式商品ページでも確認できます。

まず覚えておきたいこと

公式の対象年齢は3歳からです。ただし「3歳未満は楽しめない」「3歳なら必ず最後まで聞ける」という意味ではありません。対象年齢は、絵本を選ぶときの目安として使うのがおすすめです。

作者も子どもの年齢を考えて制作

作者の柴田ケイコさんは、インタビューの中で、絵本を描く際には対象となる子どもの年齢などを考えていると話しています。また、ご自身が表情豊かな海外のアニメや絵本に惹かれ、そうした好みに近いものを描きたいという思いも語っています。

実物の『パンどろぼう』を見ても、表情や絵から伝わる面白さは大きな特徴です。まだ物語を細かく追えない年齢でも、絵を見る楽しさから入れる理由のひとつだと私は感じます。

2歳で読むのは早すぎる?

2歳だから必ず早い、とは言い切れません。ただ、公式対象は3歳からなので、2歳では「物語を最初から最後まで理解して聞く」ことを目標にしないほうが気楽です。

表紙を眺める、面白い表情に気づく、好きなページだけ見る、大人と一緒にページをめくる。それだけでも絵本の時間になります。

途中で別の遊びへ行ってしまったら、その日はそこで終わっても大丈夫です。私も家庭でいろいろな絵本を読んできましたが、幼いころほど「最後まで読まなくては」と考えないほうが、親子ともに絵本を楽しみやすいと感じています。

◆絵本ライフ編集長のワンポイントアドバイス

2歳ごろなら、表紙を見せたときの反応をまず見てみてください。自分から触る、指をさす、もう一度開こうとするなら、その子なりに興味を持っているサインのひとつです。全部のお話を理解することを急がなくても大丈夫ですよ。

3歳は試しやすい時期

3歳前後で、少し続きのある物語を聞くようになってきた子なら、『パンどろぼう』を試しやすい時期です。

一場面だけで完結する絵本ではなく、出来事がつながりながら物語が進みます。そのため、「このあとどうなるんだろう」と続きを楽しめるようになってくると、絵だけでなくストーリーの面白さも感じやすくなります。

とはいえ、同じ3歳でも反応はさまざま。声を出して笑う子もいれば、じっと黙って絵を見ている子もいます。反応が小さいからといって「合わなかった」とすぐ判断する必要はありません。

パンどろぼうの年齢別の楽しみ方

ここでは2歳ごろから5歳以上まで、家庭でどのように楽しめそうかをまとめます。これは発達を判定する表ではありません。あくまで読み方を考えるための目安として見てくださいね。

年齢の目安楽しみ方大人が意識したいこと
2歳ごろ絵や表情、ページをめくることを楽しむ最後まで読むことにこだわらない
3歳ごろ物語の続きや意外な展開を楽しむ先を説明しすぎず一緒に見る
4歳ごろ登場人物の行動や気持ちにも目を向ける子どもから出た言葉を会話につなげる
5歳以上細かな絵、読み返し、自分読みも楽しむ年齢を理由に卒業させなくてよい

2歳ごろは絵から入る

2歳ごろは、物語をすべて理解しようとしなくても大丈夫です。「パンがあるね」「何かいるかな」と短く声をかけたり、子どもが指をさした場所を一緒に見たりしてみてください。

文章を読み切ることより、子どもの視線が止まったところで少し待つほうが楽しめる日もあります。ページを飛ばしてしまっても、無理に戻さなくてかまいません。

2歳ごろは、物語を完走するより絵本そのものに親しむことを優先するくらいでちょうどよいと思います。

3歳ごろは展開を楽しむ

3歳ごろになると、登場人物の行動や次に起こることへ興味を示す子も増えてきます。そんな子なら、『パンどろぼう』の「次はどうなるんだろう」という展開を楽しみやすくなります。

ページをめくる前にほんの少し間を取ってみるのもひとつの方法です。ただし、「次はどうなると思う?」と毎回質問する必要はありません。

子どもが自分から何か言ったときに応えるくらいでも、十分に親子のやり取りになります。

4歳ごろは会話が広がる

4歳ごろになり、物語を聞いたあとに感じたことを話すようになってきたら、読み終わったあとの会話も楽しめます。

「どこがおもしろかった?」と聞くのもよいですし、子どもから話し始めたら、その言葉をゆっくり聞くのもいいですね。ただ、感想を必ず言わせる必要はありません。

絵本を読んだ直後は何も言わなくても、食事中や翌日になって急に絵本の話を始めることもあります。読み終わった瞬間だけで反応を判断しないことも、家庭の読み聞かせでは大切かなと思います。

子どもが膝の上に絵本『パンどろぼう』を置き、両手で表紙に触れている様子
子どもが膝の上に『パンどろぼう』を置き、表紙に触れている様子です。

5歳以上でも遅くない

5歳以上や小学生になってから『パンどろぼう』を読んでも、遅すぎることはありません。

幼いころはストーリーだけを追っていた子が、少し大きくなってから読み返すと、細かな絵や登場人物の表情など、以前とは違うところに気づくこともあります。

文字に興味が出てきたら、自分で読んでみる楽しみ方もできます。一方で、自分で文字を読めるようになったからといって、大人の読み聞かせをやめる必要もありません。

対象年齢は「その年齢を過ぎたら卒業」という表示ではありません。好きな絵本なら、何歳になっても読み返して大丈夫です。

今の子どもに合うか見極める方法

パンどろぼうを何歳から読むか迷ったとき、年齢と同じくらい参考になるのが、今の子どもの絵本の楽しみ方です。

少し続く物語を聞けるか

第1作『パンどろぼう』は32ページあり、出来事がつながりながら進みます。

今は数ページの短い絵本を中心に楽しんでいるなら、一度に最後まで読むことにこだわらないほうがよいでしょう。反対に、ストーリーのある絵本を何度も「読んで」と持ってくるようなら、試してみるタイミングかもしれません。

年齢だけでなく「今どのくらいのお話を心地よく聞いているか」を見ると判断しやすくなります。

表紙や表情に興味を示すか

『パンどろぼう』は、ストーリーだけでなく印象に残る見た目や豊かな表情も魅力です。

作者の柴田ケイコさんもインタビューで、表情豊かな絵本が好きだと話しています。表紙を見た子どもが近づいてくる、触ってみる、指をさすといった反応があれば、物語を全部理解できなくても楽しむ入口になります。

反対に、今はまったく興味を示さなくても心配はいりません。少し時間を空けてから見せたら、反応が変わることもあります。

途中で離れても失敗ではない

読み聞かせの途中で立ち上がったり、別のおもちゃを触ったり、先のページを勝手にめくったりすることもありますよね。

そんなとき、「この本はまだ早かった」と一度だけで判断しなくても大丈夫です。眠い、遊びたい、お腹が空いたなど、その日の状態でも集中できる時間は変わります。

何度か試して毎回すぐ離れるようなら、しばらく本棚で休ませておく。そのくらいの気持ちでよいと思います。

対象年齢を発達の判定に使わないでください

「3歳なのに最後まで聞けない」「同じ年の子は楽しんでいるのに」と比べる必要はありません。対象年齢は本を選ぶための目安です。子どもの発達や好みには個人差があります。

初めてなら第1作からがおすすめ

『パンどろぼう』には複数のシリーズ作品があります。「対象年齢は分かったけれど、どれを買えばいいの?」と次に迷う方も多いと思います。

最初の1冊なら第1作

初めてなら、2020年に発売された第1作『パンどろぼう』から入るのが分かりやすいです。

パンどろぼうがどんな存在なのか、作品の雰囲気は自分の子に合いそうかを、最初の一冊で確かめられます。

気に入って何度も読みたがるようなら、そのあとでシリーズを増やしていけば十分です。最初から何冊もまとめて購入する必要はありません。

シリーズの順番は別記事で確認

第1作を気に入って「次はどれ?」となった場合は、パンどろぼうの絵本を読む順番おすすめ2ルートと全巻紹介で、刊行順と物語の時系列から選べるようにまとめています。

対象年齢の記事では第1作を中心にしていますが、シリーズを続けて楽しみたい段階になったら、こちらを参考にしてください。

購入前は書名と表紙を確認

通販サイトで「パンどろぼう」と検索すると、シリーズの別作品や関連商品、グッズなども表示されます。

第1作を探している場合は、商品名が『パンどろぼう』になっているか、作者が柴田ケイコさんかを確認すると間違いにくいです。

価格や在庫はショップや時期によって変わることがあるため、購入時に各販売ページで最新情報を確認してください。

子どもが絵本『パンどろぼう』を立てて持ち、本の厚みが見える様子
子どもが実物の『パンどろぼう』を立てて持った様子です。

購入するなら最初は第1作を1冊

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで価格や在庫を確認し、普段利用しているショップから選ぶと分かりやすいです。まず第1作を読んで、子どもが気に入ったらシリーズを増やす方法なら失敗もしにくいですよ。

読み聞かせを楽しむ3つのコツ

何歳から読むかが決まったら、「どう読めば楽しんでくれる?」も気になりますよね。家庭の読み聞かせなら、上手に読むことより、一緒に楽しめることを大切にしてみてください。

声を無理に作らなくてよい

登場人物ごとに声を変えなければならない、感情たっぷりに演じなければならない、と考える必要はありません。

普段の声で十分です。面白そうな場面で少し間を取る、子どもが笑ったら一緒に笑う、絵をじっと見ていたら少し待つ。それだけでも読み聞かせの時間は変わります。

何度も「読んで」と言われても負担にならない読み方のほうが、家庭では長く続けやすいですよ。

質問を続けすぎない

絵本を読みながら、「これは何?」「どうして?」「次はどうなる?」と毎ページ質問すると、子どもによってはお話を楽しむより、答えることに意識が向いてしまいます。

子どもが何か見つけたら一緒に見る。自分から話したら聞く。読み終わってから話したそうなら会話する。これくらいでも十分です。

何も言わず夢中で見ているなら、その時間を邪魔しないのもひとつの読み方です。

同じ絵本を何度読んでもよい

気に入った子は、同じ一冊を繰り返し持ってくることがあります。大人は内容を覚えてしまいますが、子どもは毎回まったく同じ見方をしているとは限りません。

今日はストーリーを追い、次の日は表情を見て、その次は細かな絵に気づく。読み返すことで楽しみが増えることもあります。

好きになった一冊なら、急いで次の作品へ進まず、何度も楽しむのもいいですね。

まだ買わずに様子を見てもよい場合

ここまで読むと「3歳くらいなら買ってみよう」と思う一方で、本当に楽しむか心配な方もいると思います。そんな場合は、急いで購入しなくても大丈夫です。

短い絵本を好むなら少し待つ

今は短い文章の絵本や、1ページごとに完結するような絵本を好んでいて、長めのお話になるとすぐ離れるのであれば、少し待つ選択肢もあります。

対象年齢になった瞬間に読まなければいけない本ではありません。数か月後にもう一度見せるだけでも、反応が変わることがあります。

図書館で一度試す方法もある

「うちの子が好きか分からない」という場合は、図書館などで一度読んでみてから購入を考える方法もあります。

何度も「もう一回」と言うようなら、自宅用を購入する判断もしやすくなります。反対に今は興味が薄ければ、別の絵本を楽しんでから戻ってくれば大丈夫です。

絵本は、買ったその日に好きになってもらうためのものではありません。あなたの子が今楽しめる一冊を選ぶことを優先してくださいね。

パンどろぼうの対象年齢FAQ

最後に、「パンどろぼうは何歳から?」と調べている方が迷いやすい点をまとめます。

パンどろぼうのよくある質問

Q1. パンどろぼうは何歳から読めますか?

KADOKAWAの公式案内では、第1作『パンどろぼう』の対象は3歳からです。初めて選ぶ場合は3歳前後をひとつの目安にすると分かりやすいでしょう。ただし、楽しめる年齢には個人差があります。

Q2. パンどろぼうは2歳には早いですか?

公式対象は3歳からですが、2歳だから読んではいけないわけではありません。物語を最後まで聞くことにこだわらず、表紙や絵、表情、好きなページを一緒に見る楽しみ方から始めてみてください。

Q3. 3歳なのに最後まで聞けなくても大丈夫ですか?

最後まで聞けないことだけで「まだ早い」と判断する必要はありません。その日の眠さや気分でも集中できる時間は変わります。何度か試してみて、今は合わないようなら少し期間を空けてみましょう。

Q4. パンどろぼうは何歳まで楽しめますか?

「何歳まで」という上限はありません。5歳以上や小学生でも、物語だけでなく表情や細かな絵を見つけたり、自分で読んだりする楽しみ方があります。好きなら年齢を理由に卒業させなくても大丈夫です。

Q5. パンどろぼうシリーズはどれから読めばいいですか?

初めてなら、第1作『パンどろぼう』からがおすすめです。まず作品の雰囲気やキャラクターを楽しみ、気に入ったら続くシリーズへ進むと選びやすいです。読む順番を詳しく知りたい場合は、絵本ライフのシリーズ順の記事も参考にしてください。

パンどろぼうは何歳から?のまとめ

『パンどろぼう』は何歳から楽しめるのか。迷ったときにまず覚えておきたいのは、出版社が案内する対象年齢は3歳からということです。

そのため、初めて選ぶなら3歳前後がひとつの分かりやすい目安です。ただし、2歳でも絵や表情から楽しむことはできますし、4歳、5歳、小学生になれば、物語や会話、細かな絵を見る楽しみへと広がっていきます。

大切なのは、年齢の数字だけで「早い」「遅い」と決めないこと。今どんな長さの絵本を聞いているか、表紙を見て興味を持つか、もう一度読みたがるか。実際の子どもの様子も一緒に見てください。

  • KADOKAWAが案内する対象は3歳から
  • 2歳ごろは絵や表情を中心に楽しめる
  • 3歳前後は第1作を試しやすい目安
  • 4歳以上は会話や細かな絵にも楽しみが広がる
  • 初めてなら第1作を1冊試してからシリーズへ進む

「今なら楽しめそう」と感じたら、まず第1作『パンどろぼう』から親子で開いてみてください。逆に、まだ少し長そうだと感じたら急ぐ必要はありません。子どもの好きなタイミングで出会えることが、いちばんだと思います。

対象年齢や書籍の仕様は変更される可能性もあるため、最新情報についてはKADOKAWA公式商品ページもあわせて確認してください。

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