しろくまちゃんのホットケーキ親子競技!盛り上がるコツと作り方

『しろくまちゃんのほっとけーき』の表紙と「親子競技アイデア」の文字が入ったアイキャッチ画像
絵本ライフ
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子どもが幼いころから、親子でさまざまな絵本を楽しんできました。

家庭での読み聞かせ経験をもとに、おすすめ絵本の紹介や対象年齢、選び方に加えて、絵本から広がる**お遊戯・劇遊び・工作・発表会のアイデア**を発信しています。

パパ・ママはもちろん、保育や教育に関わる方にも役立つ、絵本を読んだ後まで楽しむための情報をお届けします。

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しろくまちゃんのホットケーキ親子競技アイデア|運動会で安全面に配慮して楽しむ進め方と小道具

運動会や親子行事で、『しろくまちゃんのほっとけーき』をテーマにした親子競技を取り入れたいと思っても、「どんな流れにすればいい?」「0歳・1歳・2歳で同じ内容で大丈夫?」「小道具は何で作れば安全面に配慮できる?」と迷いますよね。

ホットケーキを作る物語は、卵を用意する、混ぜる、焼く、できあがったものを運ぶ、といった動きを競技へ置き換えやすいのが魅力です。

ただし、先に大切なことがあります。

この記事で紹介する「しろくまちゃんのホットケーキ親子競技」は、こぐま社公式サイトで案内されている公式競技ではなく、『しろくまちゃんのほっとけーき』の料理の流れをヒントに、この記事で提案する運動会・親子行事向けのアイデアです。

また、年齢だけを見て「0歳ならこれ」「2歳なら必ずこれができる」と決めることもおすすめしません。同じ年齢でも、歩行の状態、道具への興味、人が多い場所での反応などには違いがあります。

競技を作るときは、クラスの子どもたちの普段の様子や会場環境を知っている先生を中心に、一人ひとりの状態を見ながら安全面に配慮した内容へ調整してください。

この記事では、0歳・1歳・2歳クラスで使いやすい競技例、親子で動きやすいコース、小道具の作り方、安全確認、BGMや実況の考え方、著作権で注意したいことまで順番に整理します。

この記事でわかること
  • 『しろくまちゃんのほっとけーき』を親子競技へ取り入れる考え方
  • 0歳・1歳・2歳クラスでアレンジしやすい競技例
  • 「卵→まぜる→焼く→運ぶ」を使ったコースの作り方
  • 親子競技で使いやすい、軽くて安全面に配慮しやすい小道具
  • 子どもが立ち止まったり泣いたりしたときの対応
  • BGMや実況アナウンスを選ぶときの考え方
  • 絵本の絵やキャラクターを小道具へ使う場合の著作権上の注意
黒い机の上に置いた絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』の表紙
オリジナル写真:『しろくまちゃんのほっとけーき』わかやまけん・もりひさし・わだよしおみ 作/こぐま社。

競技を考える前に物語の流れを確認したい方は、『しろくまちゃんのほっとけーき』のあらすじと魅力も参考にしてください。

目次

しろくまちゃんのホットケーキ親子競技を作る前に知っておきたいこと

検索では「しろくまちゃんのホットケーキ」と書かれることが多いのですが、絵本の正式タイトルは、ひらがなの『しろくまちゃんのほっとけーき』です。

こぐま社公式では、通常版の年齢の目安を「0歳から3歳ごろまで」としています。

ただし、これは絵本を選ぶときの年齢の目安です。

「0歳から3歳ごろまで」が年齢の目安の絵本だからといって、0歳から3歳なら同じ親子競技ができるという意味ではありません。

運動会の競技は、子どもの普段の動き、会場の広さ、屋内・屋外、参加人数、保護者と一緒に動けるスペースなどを見ながら決めます。

「保育所保育指針」では、子どもの発達について理解し、一人一人の発達過程に応じて保育するとともに、個人差に十分配慮することが示されています。また、3歳未満児については、一人一人の生育歴や心身の発達、活動の実態などに即した計画を立てることが求められています。

そのため、競技を「年齢だけに合わせる」というより、そのクラスの子どもたちの普段の姿や一人ひとりの状態に合わせると考えるほうが分かりやすいですよ。

参考:厚生労働省「保育所保育指針」

なお、『しろくまちゃんのほっとけーき』の年齢の目安や書誌情報については、こぐま社公式の商品ページで確認できます。

競技は「卵→まぜる→焼く→運ぶ」の4場面にすると分かりやすい

競技の流れを複雑にしすぎると、子どもも保護者も次に何をすればよいのか分かりにくくなります。

『しろくまちゃんのほっとけーき』らしさを出したいなら、料理の全部を再現しようとせず、「卵」「まぜる」「焼く」「できあがり」のように、大きな動きだけを取り出す方法があります。

場所競技の動き小道具例
スタート親子で一緒に出発スタートマット
①たまご大きな卵をボウルへ入れる布やフェルトの卵
②まぜる親子で大きな道具を回す紙筒の泡立て器・段ボールのボウル
③焼くホットケーキを裏返す布製ホットケーキ・軽いフライパン
④できあがりお皿へ載せてゴールへ運ぶ軽い紙皿・トレー

全部の工程を入れる必要はありません。

0歳クラスなら①だけ、1歳クラスなら①と②、2歳クラスなら②と③というように、クラスの子どもたちの様子を見ながら動きを減らしても十分テーマは伝わります。

大切なのは、「何個の課題をクリアできるか」ではなく、親子が迷わず、無理のない方法で参加できることです。

0歳クラスの親子競技|抱っこで走らず、一つの動作を楽しむ

0歳クラスでは、ハイハイしている子、歩き始めている子、まだ移動は大人の抱っこが中心の子など、同じクラスでも動き方が大きく違うことがあります。

そのため、全員が同じ方法で「走る競技」にするより、保護者と一緒に一つの動作を体験できる構成のほうが調整しやすいです。

「たまごをボウルへ入れよう」の一場面だけでも十分

例えば、スタート地点から数歩先に大きなボウルを置きます。

保護者が子どもを安全面に配慮して抱っこする、手をつないで歩く、ハイハイできる短いスペースを用意するなど、その子に合った方法でボウルの前まで移動します。

そこで、大きくて柔らかい「卵」を親子でボウルへ入れたらゴール。

これだけでも、「しろくまちゃんのホットケーキ作りをイメージした親子競技」というテーマを付けられます。

子どもを抱っこしたまま速く走る競技にはしないことも大切です。

大人同士が競ってスピードを上げると、転倒したときの危険も大きくなります。0歳クラスでは順位を付けない、全親子ができたら拍手で終えるなど、競争要素を減らす方法も考えられます。

実際の移動方法や抱っこの仕方については、参加する子どもの状態や会場環境を確認したうえで、園の責任者や担当者が判断してください。

1歳クラスの親子競技|「入れる」「まぜる」を中心にする

1歳クラスでも、歩き方や道具の扱い方には大きな個人差があります。

そこで、長いコースを走らせるより、「大きな材料を運ぶ」「ボウルへ入れる」「大人と一緒に混ぜる」といった分かりやすい動きを組み合わせる方法があります。

親子で「まぜまぜ」の動きを一緒にする

大きな段ボール箱をボウルのように見立て、柔らかい布を「生地」として入れておきます。

そこへ太めの紙筒などで作った軽い道具を入れ、保護者と子どもが一緒にゆっくり回します。

子どもが自分で握らなくても大丈夫です。

保護者が持った道具へ手を添える、ボウルの中を見る、布へ触れるなど、参加方法はいくつか用意できます。

「みんな同じ動きをしなければいけない」としないほうが、一人ひとりに合わせやすく、当日の進行もしやすくなります。

事前に親子で簡単な動きを楽しみたい場合は、しろくまちゃんのほっとけーきの手遊びも参考にできます。

2歳クラスの親子競技|ホットケーキ返しを入れるなら「投げない」仕掛けに

2歳クラスでは、「ホットケーキをひっくり返す」という動作を取り入れると、テーマが伝わりやすくなります。

ただし、本物のフライパン返しのように、ホットケーキを空中へ飛ばす必要はありません。

競技中に物を投げる仕組みにすると、近くの子どもや保護者へ当たる可能性があります。

親子競技で安全面に配慮しながらホットケーキを裏返す方法のイメージ
AIイメージ画像:ホットケーキを飛ばすのではなく、その場で裏返せる仕掛けにすると進めやすくなります。

表裏で色を変えた布製ホットケーキを使う

競技用のホットケーキは、フェルトや布を丸く切り、表と裏の色を変えておく方法が簡単です。

片面を薄い色、もう片面を焼き色のような茶系にすると、裏返したときに変化が分かりやすくなります。

フライパンの上から落とさず、手や大きなフライ返しでその場で裏返せば十分です。

面ファスナーを使う場合は、競技中にはがれたり、小さな部品として取れたりしないよう、大人が事前に固定状態を確認してください。

子どもが一人で難しそうなら、保護者と一緒にフライパンを持つ、保護者が少し持ち上げて子どもが布を返すなど、役割を分けられます。

年齢より「その子が参加できる方法」を用意する

0歳・1歳・2歳という分け方は、競技を考えるときの一例です。

実際には、同じ年齢でも「自分で歩きたい子」「保護者と手をつなぎたい子」「道具に触りたくない子」「その場で見ていたい子」がいます。

そのため、一つの正解だけを用意するより、参加方法をいくつか考えておくと当日困りにくくなります。

こんな場合変更例
一人で歩きたくない保護者と手をつなぐ・状況に応じて抱っこする
小道具を持ちたくない保護者が持ち、子どもは一緒に移動する
混ぜる動作を嫌がる材料を入れるだけで次へ進む
人の多さに戸惑う急がせず保護者と一緒にその場で待つ
途中で泣いてしまう工程を省略してそのままゴールする、または必要に応じて退出する

全工程をやらなくても、その親子に合う形で参加できれば十分です。

BGMは「作品の公式曲」と誤解させないことが大切

親子競技では、ホットケーキ作りをイメージできる曲を流すと雰囲気を作りやすくなります。

例えば「ほっとけーきはすてき」は、NHK『おかあさんといっしょ』で扱われたホットケーキを題材にした楽曲です。

ただし、こぐま社公式では、この曲が『しろくまちゃんのほっとけーき』の公式テーマ曲であるという案内は確認できません。

絵本と曲を同じ作品のものだと誤解させないよう、「ホットケーキをテーマにしたBGM候補」として紹介するのが分かりやすいでしょう。

ほかにも、園で普段から子どもたちが聞き慣れている曲や、競技の動きを妨げにくい明るいインストゥルメンタルなどを選ぶ方法があります。

大きな音が苦手な子がいる場合は、競技中の音量を上げすぎないようにすることも大切です。

また、運動会などで市販・配信音源を使用する場合と、競技を撮影した動画をWebサイトやSNSなどで公開する場合では、著作権上の取り扱いが異なることがあります。利用する音源の条件、著作権管理団体の案内、園の方針などを事前に確認してください。

実況は絵本本文を長く読むより、競技用のオリジナル文章にする

実況があると、保護者席からも「今、何をしているのか」が分かりやすくなります。

ただし、絵本の文章を最初から最後まで競技実況へ流用する必要はありません。

競技の動きを説明するオリジナル文章を作り、作品の文章そのものを大量に引用しなくても雰囲気が伝わるようにすると、進行もしやすくなります。

親子競技用の実況例

「さあ、親子でホットケーキ作りのスタートです。まずは大きなたまごをボウルへ運びます。上手に入ったら、次は親子でぐるぐる混ぜてみましょう。生地ができたらフライパンの場所へ進みます。焼けたかな?ホットケーキをそっと裏返して、お皿へ載せたらゴールです。みんな、おいしそうなホットケーキができました!」

このくらいなら、競技を見ている人にも流れが伝わります。

実況担当者は、競技が予定どおり進まないときにも対応できるよう、原稿を一字一句読むことより、その場の子どもの様子を見ながら声をかけることを優先すると進めやすいでしょう。

親子競技の小道具は「軽い・角が少ない・小さい部品が外れにくい」を優先

『しろくまちゃんのほっとけーき』の雰囲気を出そうとすると、フライパンや泡立て器を本物らしく作りたくなります。

でも、運動会では子どもと大人が同時に動きます。

見た目の再現度だけで決めず、重さ、角、取っ手の形、外れやすい部品などを確認し、安全面に配慮しやすい素材を優先してください。

親子競技で使う小道具の安全面を確認しているイメージ
AIイメージ画像:競技用小道具は、角・重さ・外れやすい部品などを大人が事前に確認します。
小道具使いやすい素材例確認したいこと
たまご布・フェルト・柔らかいスポンジ口に入るほど小さくしない
ボウル大きな段ボール箱切り口をテープなどで保護する
泡立て器太い紙筒・丸めた段ボール先端を硬くしない
フライパン段ボール・厚紙・柔らかい持ち手取っ手が尖らないようにする
ホットケーキ布・フェルト装飾部品が外れないようにする
お皿紙皿・軽いトレー割れる食器は使用しない

割り箸を取っ手にする案は競技用では避ける

工作では、空き箱に割り箸を付けてフライパンを作る方法を見かけることがあります。

机の上で大人と一緒に遊ぶ工作と、人が動く運動会で使用する小道具では条件が違います。競技中は子どもや保護者同士が近づくこともあるため、硬く細い取っ手が周囲へ当たる可能性まで考えておきたいところです。

競技用なら、太い紙筒や丸めた段ボールなど、軽くて先端を柔らかく処理しやすい素材を候補にするとよいでしょう。

ただし、紙や段ボールであっても、作り方や厚み、固定方法によって状態は変わります。完成後に大人が実際に持って、硬い部分や尖った部分がないか確認してください。

鈴・ビーズなど小さな部品は無理に入れない

音が鳴ると楽しいからと、フライパンの中へ小さな鈴やビーズを入れたくなるかもしれません。

しかし、競技中に小道具が壊れる可能性まで考えると、小さな部品は増やさないほうが管理しやすいです。

特に小さな子どもが参加する競技では、部品が外れて口に入るような状態にならないよう十分に確認してください。

音を付けたい場合は、会場のBGMや大人の声で演出する方法もあります。

キャラクターの絵を小道具へ貼る前に著作権を確認する

ここは、『しろくまちゃんのほっとけーき』をテーマにした行事を考えるときに特に注意したいところです。

こぐま社は公式サイトの「著作物の利用について」で、絵本を元にしたパネルシアター、ペープサート、エプロンシアター、人形劇などの制作物について、著作権者の許諾が必要と案内しています。

また、おはなし会などで絵を拡大したり、原作を脚色したりして利用する場合にも申請が必要とされています。

一方で、学校の授業でのコピーや拡大使用など、利用方法によっては許諾が不要と案内されているケースもあります。

そのため、「運動会や園行事なら自由にキャラクターの絵をコピーして、大きな看板や小道具に使ってよい」と一律に考えるのは避けたほうがよいでしょう。

この記事で紹介している競技小道具は、キャラクターそのものを複製するのではなく、卵・ボウル・フライパン・ホットケーキといった一般的な料理モチーフを使う方法を基本にしています。

運動会や園行事で絵本の絵・文章・キャラクターを使用する場合は、実施する施設や利用方法によって扱いが異なる可能性があります。園だけで判断せず、こぐま社の現在の「著作物の利用について」で該当する条件を確認してください。

参考:こぐま社「著作物の利用について」

競技前に絵本を読んでおくと「何をしているか」をつかみやすい

親子競技のために何度も練習させる必要はありません。

それよりも、普段の読み聞かせの中で絵本を楽しみ、卵を入れる、混ぜる、焼くといった場面を一緒に見ておく方法があります。

子どもが『しろくまちゃんのほっとけーき』の表紙に描かれたホットケーキを指さす様子
オリジナル写真:子どもが『しろくまちゃんのほっとけーき』(わかやまけん・もりひさし・わだよしおみ 作/こぐま社)の表紙を指さしている様子です。

当日使う小道具が完成しているなら、本番前に一度触ってみる程度でもよいでしょう。

初めて見る大きな道具へ戸惑う子もいるので、「これはホットケーキを混ぜる道具だよ」「ここに置くだけだよ」と事前に見せておけば、本番で初めて目にするものを減らせます。

ただし、本番とまったく同じ動きを何度も成功させることを目的にする必要はありません。

当日にいつもと違う反応をしても、それも想定できるように、途中で工程を減らしたり保護者が手伝ったりできる競技設計にしておくと対応しやすくなります。

本番でよくありそうな困りごとと対応方法

親子競技は、練習どおりに進まないこともあります。

特に乳幼児の行事では、子どもが止まったり、別方向へ行ったり、小道具を持たなかったりすることも想定しておくと進行しやすくなります。

スタート地点で動かなくなった

急がせず、保護者と一緒にゆっくりスタートします。

どうしても動きたくない場合は、最初の工程を省略して次の場所へ進んでもよいルールにしておくと対応しやすくなります。

小道具を投げてしまった

拾うことを子どもの課題にせず、大人が回収してそのまま次へ進む方法があります。

何度も持たせ直して時間が長くなるより、その子の様子を見ながら次へ進めるほうが、全体の流れも止まりにくくなります。

泣いてしまった

泣き止ませてから競技を再開することを必須にする必要はありません。

保護者と一緒にそのままゴールする、工程を省略する、途中で退場するなど、クラスであらかじめ対応方法を決めておくと当日迷いにくくなります。

後ろの親子が詰まってしまった

一つの小道具を全員で共有すると、人数や進み方によっては待ち時間が長くなることがあります。

可能であれば同じ工程を2レーン用意する、スタート間隔を少し空ける、工程数を減らすなど、子どもだけに合わせてもらうのではなく、コース側を調整する方法も考えておきましょう。

親子競技の安全確認は前日と当日の両方で

小道具を作った時点では問題が見当たらなくても、運搬や保管の途中でテープがはがれたり、段ボールが曲がったりすることがあります。

前日に確認したから終わりではなく、当日の設置後にも実際のコースを大人が歩き、安全面で気になるところがないか確認してください。

  • 段ボールや紙の切り口が露出していないか
  • 取っ手が外れかけていないか
  • 小さな部品が取れそうになっていないか
  • 小道具が子どもには重すぎないか
  • コース上に段差や滑りやすい場所がないか
  • 保護者同士がぶつからず通れる幅があるか
  • ゴール付近に人が集中しすぎないか
  • 途中で競技をやめる親子が安全に退出できる経路があるか

実際の実施方法については、参加する子どもの状態や会場環境を踏まえ、園の責任者や行事担当者が最終判断してください。

0歳・1歳・2歳の競技例を一覧で比較

ここまでの内容を、「そのクラスで取り入れる場合の一例」としてまとめます。

クラス例競技内容の例大人の役割特に確認したいこと
0歳大きな卵をボウルへ入れる移動・抱っこ・手添え抱っこで速く走らない、小さな部品を使わない
1歳材料を入れて親子で混ぜる移動補助・道具操作の補助子どもに一律の動作を求めない
2歳混ぜる・ホットケーキを裏返す・運ぶ子どもの横で必要に応じて補助物を空中へ投げない、硬い道具を避ける

この表は「できる・できない」を年齢で決めるものではありません。

実際には、同じ年齢でも得意な動きや苦手なことは異なります。表よりシンプルな内容が合う子もいれば、別の動きを楽しめる子もいます。

年齢表だけで判断せず、クラス全体と一人ひとりの様子を見ながら工程を増減してください。

しろくまちゃんのホットケーキ親子競技に関するよくある質問

Q1. 「しろくまちゃんのホットケーキ親子競技」という公式競技があるのですか?

A. この記事で紹介している競技は、こぐま社公式サイトで案内されている公式競技ではありません。『しろくまちゃんのほっとけーき』に描かれた料理の流れをヒントに、この記事で提案している運動会や親子行事向けのアイデアです。

Q2. 親子競技は何歳からできますか?

A. 一律に何歳からとは決められません。0歳クラスなら保護者と一緒に卵を入れるだけ、1歳・2歳クラスなら混ぜる・裏返すなど、内容を変えて実施する方法があります。同じ年齢でも発達や普段の様子には個人差があるため、園で子どもたちの状態を見ながら決めてください。

Q3. 0歳児は抱っこで競走しても大丈夫ですか?

A. この記事では、子どもを抱っこしたまま大人が速く走る競技にはしないことを提案しています。短い距離をゆっくり移動する、一つの場所で卵をボウルへ入れるなど、スピードを競わない方法を検討してください。実施方法は園の責任者が子どもの状態や会場環境を確認したうえで判断してください。

Q4. フライパンは6Pチーズの箱と割り箸で作れますか?

A. 工作として作る方法はありますが、人が動く運動会では硬く細い割り箸が周囲へ当たる可能性も考える必要があります。競技用なら、段ボールや太い紙筒など、軽くて先端を柔らかく処理しやすい素材を候補にし、完成後に大人が安全面を確認してください。

Q5. ホットケーキを本当に投げて裏返す競技にしてもいいですか?

A. 空中へ投げる必要はありません。布やフェルトで作ったホットケーキをフライパンの上でそのまま裏返す仕掛けなら、近くの親子へ飛んでいく可能性を減らせます。実際の小道具や競技方法は、園で安全面を確認したうえで決めてください。

Q6. 「ほっとけーきはすてき」は絵本の公式テーマ曲ですか?

A. 「ほっとけーきはすてき」はNHK『おかあさんといっしょ』で扱われたホットケーキを題材にした楽曲ですが、こぐま社公式では、この曲が『しろくまちゃんのほっとけーき』の公式テーマ曲であるという案内は確認できません。競技で紹介する場合は、ホットケーキをイメージできるBGM候補の一つとして扱うのが分かりやすいでしょう。

Q7. 絵本のしろくまちゃんをコピーして小道具に貼ってもいいですか?

A. こぐま社は、絵本を元にした制作物や、おはなし会などでの絵の拡大・脚色などについて、許諾が必要となる利用例を公式サイトで案内しています。一方、利用方法によって扱いが異なる場合もあります。キャラクターや絵を複製して利用したい場合は、こぐま社の「著作物の利用について」で該当する条件を確認してください。この記事では、卵・ボウル・フライパン・ホットケーキなど一般的な料理モチーフを中心にした競技案を紹介しています。

Q8. 本番で子どもが泣いて動かなくなったらどうしますか?

A. 無理に全工程を続けさせることを前提にしなくてもよいでしょう。保護者と一緒にそのままゴールする、工程を一つ飛ばす、途中で退出するなど、あらかじめ園で選択肢を決めておくと対応しやすくなります。

Q9. 家庭で本番の練習をしたほうがいいですか?

A. 必ず家庭で練習する必要はありません。絵本を一緒に読んだり、園から案内があれば当日使う道具を見たりする程度でも構いません。本番で練習どおりにできることだけを目標にせず、親子が無理のない方法で参加できることを大切にしてください。

まとめ|しろくまちゃんのホットケーキ親子競技アイデア

『しろくまちゃんのほっとけーき』をテーマにした親子競技は、料理の流れを簡単な動きへ置き換えると作りやすくなります。

卵を入れる。親子で混ぜる。ホットケーキを裏返す。お皿へ載せて運ぶ。

この中から、そのクラスで無理なく取り入れられる動きだけを選べば十分です。

  • この記事の競技は、こぐま社公式サイトで案内されている公式競技ではなく、作品をヒントにした競技アイデア
  • 絵本の年齢の目安「0歳から3歳ごろまで」と、同じ親子競技ができる年齢は分けて考える
  • 年齢だけで決めず、一人ひとりの普段の様子に合わせる
  • 0歳クラスでは抱っこしたまま速く走る競技を避ける
  • ホットケーキは空中へ投げず、その場で裏返す方法を検討する
  • 競技用小道具は軽さ、角、取っ手、外れやすい部品などを確認する
  • 割り箸・鈴・ビーズなど硬い物や小さな部品の使用は慎重に判断する
  • 子どもが途中でやめても進められるルールをあらかじめ考えておく
  • キャラクターや絵を複製するときは、こぐま社の著作物利用条件を確認する
  • BGMは絵本の公式曲と誤解させないようにする

子どもが全部できなかったとしても、それだけで親子競技が失敗になるわけではありません。

途中で立ち止まったら保護者と一緒に待つ、小道具を持ちたくなければ保護者が手伝う、必要であれば工程を減らす。そうした選択肢を最初から用意しておけば、一つのやり方だけを求めずに済みます。

親子が同じ場所で同じ行事に参加できたことを大切にできる競技にすると、『しろくまちゃんのほっとけーき』をきっかけにした親子行事としても楽しみやすいかなと思います。

まずは絵本を一緒に開いて、どの場面を競技へ取り入れたいか考えてみてください。そして、実際の競技内容については、園の子どもたちの様子と会場環境を見ながら調整していきましょう。

記事内容について

この記事は2026年8月28日に、こぐま社公式の『しろくまちゃんのほっとけーき』商品情報、こぐま社「著作物の利用について」、「保育所保育指針」などを確認して作成しています。

競技内容は、特定の園やこぐま社が定めた公式ルールではなく、『しろくまちゃんのほっとけーき』の料理の流れを親子行事へ応用するために、この記事で提案しているアイデアです。実際に実施する場合は、参加する子どもの発達や体調、会場の状況、園の安全基準などを確認し、園の責任者や担当者の判断を優先してください。

絵本の絵・文章・キャラクターを拡大、複製、脚色して利用する場合は、利用目的や方法によって取り扱いが異なる場合があります。こぐま社の最新の「著作物の利用について」を確認したうえで判断してください。

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