絵本イフ運営者の「絵本ライフ編集長」です。せなけいこさんの不朽の名作『ねないこだれだ』に登場するあのおばけ、子供たちにとっては少し怖いけれど、なぜか目が離せない不思議な魅力がありますよね。
私自身も、夜の読み聞かせで「おばけが来るよ……」と語りかけるたび、子供が布団に潜り込みながらもワクワクしている姿を見て、この世界観をもっと立体的に楽しめたらいいなと感じていました。
しかし、公式のグッズも魅力的ですが、すべてを揃えるとなると意外と手間やコストがかかるもの。そこで、誰でも手軽に、そして愛情を込めて作れる方法として辿り着いたのが、100均素材を活用した手作りの指人形です。
この記事では、ねないこだれだの指人形の作り方を100均の材料だけで実現し、しかも初心者の方でも楽しみながら完成させられる具体的なステップを詳しく解説します。
フェルトや画用紙といった身近な素材を使い、型紙なしでも「あの絶妙なシルエット」を再現するコツや、知育面でのメリット、さらには読み聞かせがより楽しくなる演出方法まで網羅しました。
この記事を読み終える頃には、あなたも「うちの子だけのおばけ」を作ってあげたくてたまらなくなるはずです。それでは、100均でねないこだれだの指人形の作り方を一緒にマスターしていきましょう。
- 100均のフェルトや画用紙でコストを抑えつつ高品質な指人形を作る手順
- 型紙を使わずに原作の「ちぎり絵」らしい独特のゆらぎを出すカット技法
- 指先を使う工作が子供の脳の発達や情緒の安定に与えるポジティブな影響について
- 手作りの指人形を読み聞かせに取り入れ、親子のコミュニケーションを深める方法
ねないこだれだの指人形の作り方を100均素材で紹介
ここでは、実際に100均のショップに足を運んで材料を揃えるところから、具体的な形にしていくまでのプロセスを丁寧に解説します。
初めての方でも、まるでお店で売っているような、それでいて手作りの温かみがある指人形が作れるようになりますよ。
フェルトで温かみのある手作りおばけを

指人形の素材として私が一番に推したいのが、フェルトです。100均のダイソーやセリアでは、大きな1枚入りのものから、数色がセットになったパックまで幅広く販売されていますが、おばけを作るなら「白」が必須ですね。
フェルトの最大の魅力は、その独特の質感にあります。表面がわずかに毛羽立っているため、光を柔らかく反射し、絵本の「ちぎり絵」が持つアナログな雰囲気を自然に再現できると言われています。
プラスチック製のおもちゃにはない、布ならではの柔らかい手触りは、夜の寝かしつけの時間にもぴったりです。お子さんが布団の中で握りしめてもカサカサ音がせず、安心して眠りにつける点も、親としては嬉しいポイントではないでしょうか。
また、フェルトは切りっぱなしでも端がほつれてこないという、工作において非常に扱いやすい特性を持っています。
小さなお子さんが触るものなので、布の角が硬すぎず、手に馴染む柔らかさがあるのも安心ポイントですよね。
作り方の基本としては、おばけの形に切ったフェルトを2枚用意し、指を入れる下部だけを残して周囲を貼り合わせるだけです。
裁縫が好きな方はブランケットステッチなどで縫うとより強固になりますが、最近の100均にある「裁ほう上手」のような強力ボンドを使えば、アイロン接着や乾燥だけで十分な強度が得られます。
針を使わないので、小さなお子さんの横で作業していても安全ですし、「ちょっと作ってみようかな」という軽い気持ちで始められるのが良いですよね。
ボンドを使用する際は、少し多めに塗ってからクリップや洗濯バサミで挟んで一晩乾かすと、既製品のようなしっかりとした仕上がりになります。

色の選び方にも少しこだわってみましょう。真っ白なフェルトも良いですが、あえてオフホワイトや薄いグレーを選ぶと、夜の闇に溶け込むような深みが出ます。
黒いフェルトも少量用意しておけば、目のパーツとして使えます。素材が持つ温かみは、子供が指人形を単なるおもちゃではなく、親しみを感じる対象として認識するきっかけにもなるかなと思います。
100均のフェルトセットには、白だけでなく黒や赤も含まれていることが多いので、例えば「赤い目のおばけ」や「リボンをつけたおばけ」など、アレンジの幅も無限大です。
型紙なしでも失敗しない簡単なカットのコツ
「工作は好きだけど、型紙を写して正確に切るのが苦手……」という声をよく聞きます。でも、『ねないこだれだ』のおばけに関しては、型紙をきっちり用意しなくても大丈夫です。
むしろ、型紙を使わずにフリーハンドで切るほうが、原作の味が引き立つと言われています。せなけいこさんの原画をよく見ると、おばけの輪郭は直線ではなく、和紙をちぎったような曖昧で有機的なラインで構成されています。
これを再現するには、あえて自由な感覚でハサミを動かすのが丁度いいんですよ。定規で測ったような綺麗な線よりも、少しガタガタしていたり、左右で形が違ったりするほうが、生き生きとしたおばけに見えるから不思議です。
指人形のフェルトカット手順
- 長方形の切り出し:フェルトを高さ8cm×幅5cm程度(大人の指サイズ)にカットする。
- 頭の成形:上部を丸く切り抜き、頭の形を作る。
- ボディのカット:首元に少し「くびれ」を作り、裾に向かって広がるようにハサミを進める。
- あえての非対称:左右をきっちり対称にせず、少し形を崩すことで「ゆらぎ」や動きを出す。
- 裾の仕上げ:鋭角にせず、緩やかな波型にカットして「ふわふわ感」を強調する。
- ディテールの調整:ハサミを細かく動かし、少しずつ角を落として形を整える。
- 2枚目の切り出し:1枚目をガイド(型紙)として2枚目の上に置き、なぞるように切るとサイズがズレにくい。

編集長の裏技:
ハサミを動かすのではなく、フェルトの方をゆっくり回しながら切ると、滑らかな曲線が作りやすくなります。また、一度に切ろうとせず、少し大きめに切ってから「散髪」するように微調整していくのが、個性を出しつつきれいに仕上げるコツですよ。
もし想定より細くなってしまっても、「これは赤ちゃんおばけだね」なんて言いながら別の個性に変えてしまえば大丈夫。この自由度の高さが、手作り工作の楽しさを倍増させてくれます。
せなけいこさんの作品は、こうした「不揃いな美しさ」を許容してくれる懐の深さがあります。型紙に縛られず、あなたの手から生まれる唯一無二の形を楽しんでみてください。それが、お子さんにとっても「世界に一つだけのおばけ」になるはずですから。
ダイソーやセリアで揃う100均の材料選び
さて、実際に100均で何を買えばいいのか、迷わないためのショッピングリストを作成しました。ダイソーは手芸用品のバリエーションが非常に豊富で、特に接着剤やツールの種類が充実しています。一方でセリアは、おしゃれなニュアンスカラーのフェルトや、ナチュラルな素材感の装飾パーツが揃っている傾向にあります。
お近くの店舗の特性に合わせて選んでみてくださいね。最近では、工作専用のコーナーだけでなく、事務用品やパーティーグッズのコーナーにもお宝が眠っていることがあります。
| カテゴリー | おすすめアイテム | 活用方法・メリット |
|---|---|---|
| メイン素材 | 大判フェルト、カラー画用紙 | おばけの本体。白は多めに確保。 |
| 接着・ツール | 裁ほう上手、速乾ボンド | 針いらずで強力固定。時短に最適。 |
| デコレーション | 事務用丸シール(大小) | 目の土台。黒目を描いて貼るだけで完成。 |
| 特殊効果 | 蓄光シール、反射テープ | 暗闇で目が光る!読み聞かせの演出に。 |
| 背景演出 | 黒い画用紙、お花紙 | 夜の闇を表現する。シアター遊びに。 |
個人的に活用しやすかったのは、ダイソーの「貼れる布(フェルトタイプ)」です。裏面がシールになっているので、指を入れる土台さえ作ってしまえば、その上におばけの形を貼るだけで完成します。これなら、ボンドを乾かす時間を待てない好奇心旺盛なお子さんと一緒でも、リズムよく作業を進められますよね。
材料費はトータルで数百円程度。このコストで複数のおばけが作れるのは、100均ならではの魅力です。また、せなけいこさんの他の作品、例えば『いやだいやだ』や『あーんあん』などのキャラクターも100均素材で再現しやすいので、まとめて材料を買っておくのもいいかもしれません。
画用紙を使った指人形の作り方と手順
「今すぐ作りたい!」というときは、フェルトよりも準備が手軽な画用紙の出番です。画用紙で作る指人形は、フェルトに比べて立体感こそ控えめですが、シルエットがはっきり出やすく、何より「描き込み」が自由自在なのがメリットです。
特にせなけいこさんの作品ファンなら、原作の質感を出すために、あえて手で画用紙をちぎっておばけの形を作るのもおすすめですよ。ちぎった時の白い断面の毛羽立ちが、絶妙におばけの「この世のものではない感じ」を引き立ててくれるんです。
具体的な手順は以下の通りです。
- 白い画用紙を、指の太さよりも一回り大きく、おばけの形に2枚用意します。
- 指を入れる下部を空けて、両サイドと頭の頂点をノリやセロハンテープで固定します。
- おばけの表面に、ペンや色鉛筆で顔を描きます。この時、100均の黒い丸シールを目の瞳として使うと、キャラクターの雰囲気が一気に高まります。
画用紙指人形の面白いところは、「裏表で表情を変えられる」点です。片面はいつものトボけた表情、もう片面は驚いた顔や笑った顔にしておけば、指をくるっと回すだけでストーリーに合わせて演出を変えられます。
耐久性が気になる場合は、全体を透明の広幅梱包テープで覆って「簡易ラミネート」をしてあげてください。これなら、お子さんの手の汗や多少の衝撃でもヨレヨレにならず、長く遊ぶことができます。
また、画用紙だけでなく「折り紙」を活用するのも一つの手です。ハサミを使わずに折るだけであのおばけを表現したい場合は、絵本『ねないこだれだ』におけるおばけの折り紙表現という記事で、より詳しい技法を紹介しています。
折り紙なら外出先の待ち時間などでもサッと作れるので、レパートリーに加えておくと便利ですよ。100均の画用紙は枚数も多いので、おばけの友達を10体、20体と量産して「おばけの行進」を楽しむのも、子供たちには大ウケ間違いなしです。
幼児の微細運動を促す工作の知育効果
指人形作りは、単なる遊びの延長ではなく、実は立派な知育活動としても非常に優れています。専門的な視点では、手や指先を細かく使う動作を「微細運動」と呼びますが、この動きは脳の発達、特に思考や感情のコントロールを司る前頭葉に良い刺激を与えると言われています。指先は「第2の脳」とも呼ばれるほど神経が集中している場所ですので、ここを使う遊びは幼児期の発達において無視できない要素となります。

例えば、画用紙を指先で少しずつちぎる動作は、力の加減を学ぶ良い練習になります。「強く引きすぎると破れちゃう」「優しくつまむとうまくいく」といった感覚を、実践を通じて学んでいくわけです。
また、小さな丸シールを狙った位置に貼る作業は、「目と手の協調性(協応動作)」を養うと言われています。これは、目で見た情報に合わせて手を動かすという、将来的に文字を書いたり箸を使ったりするための基礎となる重要な能力です。
親御さんが「ここにおめめを貼ってみようか」とサポートしながら一緒に進めることで、お子さんは集中して取り組み、完成したときには「自分でできた!」という大きな達成感を味わうことができるでしょう。
文部科学省が策定している「幼稚園教育要領」においても、表現の領域で「感じたことや考えたことを自分なりに表現し、造形活動を楽しむ」ことの重要性が示されています。 (出典:文部科学省『幼稚園教育要領』) この指人形作りは、まさにその「造形活動」の第一歩として最適です。
さらに、自分で作った指人形が物語の登場人物になるという体験は、想像力を豊かにし、ごっこ遊びを通じた情緒の安定にも寄与すると考えられています。100均の身近な材料だからこそ、失敗を恐れずにのびのびと創造性を発揮しやすい環境が作れるかなと思います。
キャラクターへの愛着を育む親子の時間
既製品のぬいぐるみや指人形も完成度が高くて素晴らしいものですが、「ママ・パパと一緒に作った」というエピソードこそが、子供にとっては何にも代えがたい付加価値になります。
子供は、親が自分のために真剣にハサミを動かし、顔を描いている姿を本当によく観察しています。そして、自分も「シールを貼る」「紙を選ぶ」といったプロセスに参加することで、そのモノに対してより深い愛着を感じやすくなると言われています。

「このおばけ、ちょっと太っちょになっちゃったね」「こっちは目が離れてて面白い顔だね」と笑い合いながら作る時間は、単なる作業時間ではなく、濃厚な親子のコミュニケーションタイムです。
私自身の経験でも、100均で買ったフェルトで作った少し不恰好なおばけの方が、高価な知育玩具よりもずっと長く、ボロボロになるまでお子さんのお気に入りとして活躍してくれることがありました。それは、その指人形を見るたびに、一緒に作った楽しい記憶や、親に褒められた嬉しい気持ちが蘇るからかもしれません。
また、『ねないこだれだ』という作品は、夜の闇やおばけという「恐怖」を扱っていますが、手作りの指人形というフィルターを通すことで、その恐怖をコントロール可能なものに変えることができます。「怖いおばけ」ではなく、「一緒に作った〇〇ちゃんのおばけ」になることで、夜の暗闇に対する不安が和らぎ、親子の絆を深める温かいツールへと変化していくのです。
忙しい平日ではなく、ゆったりとした休日の午後に、おやつを食べながらおばけ作りを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
100均でねないこだれだの指人形の作り方を学ぶ意義
100均でねないこだれだの指人形の作り方をマスターすることは、単に節約になるだけでなく、絵本という二次元の世界を三次元に拡張し、子供の心に深く刻むための「魔法」を学ぶことでもあります。
後半では、より作品を「それらしく」見せるためのこだわり技術や、遊び方の広がりについてお話しします。
おばけ特有のゆらぎを表現する造形テクニック
『ねないこだれだ』のおばけを、ただの白い布切れではなく「あのおばけ」として認識させるための最大のポイントは、「ゆらぎ」の表現にあります。これを指人形で表現するために、100均素材を使いつつもプロっぽく見せるテクニックをご紹介しますね。キーワードは「あえて崩す」ことです。
まず、輪郭の処理についてですが、ハサミで直線的に綺麗に切りすぎると、キャラクターが「記号的」になりすぎてしまい、原作の持つ不気味で可愛い雰囲気が損なわれてしまうことがあります。そこで、フェルトの端を少し指でつまんで毛羽立たせたり、ハサミの刃を細かくギザギザに入れることで、原作の「ちぎり絵」のような境界線の曖昧さを演出しましょう。また、指人形の裾の部分を、あえて左右非対称に長く垂らすことで、指を動かした時にヒラヒラと翻り、本当に空を飛んでいるような躍動感が出ます。「右に傾いているから、右に飛んでいくように見えるね」といった具合に、形そのものが動きを示唆するようにカットするのがコツです。
さらに、100均で売られている「お花紙(ペーパーポンポン用)」をフェルトの内側に少しだけ忍ばせて、ふっくらとした立体感を出したり、裾から少しだけはみ出させたりするのも効果的です。白いフェルトの上に、さらに薄い白いレースや水切りネット(新品のもの)を重ねて貼ると、おばけの透明感や神秘性が強調されます。「直線」を避けて「曲線とゆらぎ」を意識するだけで、100均素材とは思えないほど芸術的な仕上がりになります。
読み聞かせを盛り上げる動的な遊び方
せっかく作った指人形、ただ飾っておくのはもったいないですよね。読み聞かせの時間は、この指人形が主役になる最高の舞台です。私がおすすめするのは、「おばけの視点」で読み聞かせを進める方法です。
絵本を読む際、お母さんやお父さんの指にはめたおばけが、ページの端からひょっこりと顔を出す。たったそれだけのことで、子供の視線は釘付けになります。
例えば、「夜中はおばけの時間……」という有名なフレーズのところで、おばけ指人形をゆっくりと動かしながら登場させてみてください。そのまま、絵本の上を歩かせたり、子供の膝の上にちょこんと着地させたりすることで、平面の絵本が立体的な体験型エンターテインメントに変わります。物語の中で時計が鳴るシーンに合わせて、指人形を左右に揺らすのもいいですね。
子供は視覚的に動くものに強く惹きつけられるため、ただ絵を見るよりも格段に集中力が増し、物語の世界への没入感が高まると言われています。

また、応用編として、部屋の照明を少し落としてから読み聞かせを始めてみてください。100均のLED懐中電灯を使って、指人形の影を壁に大きく映し出す「影絵遊び」に発展させるのも最高に盛り上がります。
おばけが壁いっぱいに広がって、ゆらゆら揺れる様子に、子供たちは興奮と驚きを隠せないはずです。
こうした「動的な遊び」を取り入れることで、絵本の内容が単なる知識としてではなく、五感を通じた強烈な原体験として記憶に定着します。ぜひ、お部屋を暗くして、小さなおばけ劇場を開演してみてください。
恐怖を安心に変える表情の書き方のコツ
『ねないこだれだ』は、最後におばけが女の子を連れて行ってしまう……という、子供にとってはちょっとショッキングな結末でもあります。
そのため、怖がって読みたがらない子も中にはいますよね。そんな時こそ、手作りの指人形の出番です。表情の描き方一つで、おばけは「怖い存在」から「お茶目な案内人」に変わります。
表情を作る時のポイントは、「目」と「口」の絶妙なバランスです。
怖くないおばけの顔を作る4つのルール:
- 黒目を少し大きめに描き、白目とのコントラストを優しくする。
- 左右の目を少し離し気味に配置すると、おっとりした「癒し系」おばけになる。
- 原作にはありませんが、ピンクのペンで頬に小さくチークを入れてあげる。
- まつ毛を一本描いたり、リボンをつけたりして「女の子おばけ」にする。

子供と一緒に顔を描くなら、「このおばけは食いしん坊だから、お口を大きくしようか」「この子は眠たそうだね」とキャラクターに性格付けをしてあげましょう。
自分で性格を決めて名前をつけたおばけは、もう恐怖の対象ではありません。恐怖という原始的な感情を、創作活動によって「親しみ」へと昇華させる。これこそが、家庭で工作を行う真の教育的価値だと私は信じています。
廃材も活用したオリジナル指人形のアイデア
100均のフェルトや画用紙だけでなく、家にある「本来は処分してしまうもの」を組み合わせると、さらに工作の幅が広がります。これぞまさに究極のSDGs工作ですね。
例えば、使い終わったラップの芯や、乳酸菌飲料の小さな容器。これらをおばけの「骨組み」にして、上から100均の白いビニール袋や不織布を被せれば、指人形より一回り大きな「パペット」が完成します。ビニール袋を使うと、動かすたびに「カサカサ」と音がして、まるでおばけが囁いているような効果音になります。
もし、さらに本格的な仕掛けおもちゃに挑戦したい場合は、ねないこだれだの手作りおもちゃアイデア集もぜひ参考にしてみてください。牛乳パックや紙コップを使って、動いたり飛び出したりするユニークな工作を紹介しています。
もっと手軽なところでは、履けなくなった子供用の白い靴下。これに100均のフェルトで作った目を貼るだけで、本格的なソックスパペットになります。靴下なら腕全体を使って大きく動かせるので、表現の幅がぐんと広がります。
身近な廃材が自分のお気に入りのおもちゃに変身する様子を見ることは、子供にとって「工夫すれば何でも作れるんだ!」という創造の喜びを知る貴重な機会になるかなと思います。
ねないこだれだの指人形の作り方を100均でまとめ

ここまで、ねないこだれだの指人形の作り方を100均素材で楽しむための様々なアイデアをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
特別なスキルや高価な道具は必要ありません。100円ショップで手に入る数枚のフェルトとボンド、そして少しの遊び心さえあれば、絵本の世界は無限に広がります。
工作のプロセスで育まれる子供の集中力、完成した指人形で遊ぶときに見せるキラキラした瞳、そして何より、親子で一つのものを作り上げたという充実感。
それらすべてが、お子さんの成長にとってかけがえのない栄養となります。 市販の完璧な完成品よりも、少し歪んでいて、一生懸命描いた顔がある手作りの指人形。それこそが、世界でたった一つの宝物です。
今夜の読み聞かせは、ぜひ指先におばけを忍ばせて、『ねないこだれだ』のページをめくってみてください。きっと、昨日までとは違う、もっとワクワクする「おばけの時間」が始まるはずです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様の絵本ライフが、より豊かで楽しいものになりますように!
※工作を行う際は、ハサミ等の刃物や誤飲の恐れがある小さなパーツの取り扱いに十分注意してください。特にお子様がボンドやシールを口に入れないよう、必ず保護者の監督のもとで実施してください。最終的な安全管理は自己責任にてお願いいたします。
記事内容から想定されるQ&A
Q1. 100均のフェルトでおばけの形を綺麗に切るコツは? A. 布用の裁断バサミを使い、一度に切ろうとせず少しずつハサミを動かすのがコツです。原作の「ちぎり絵」風にするなら、あえて不揃いにしたり、切り口を少し毛羽立たせたりするのも味になります。
Q2. 裁縫が苦手でも型紙なしで手作りできますか? A. はい、可能です。おばけのシルエットは左右非対称でも魅力的なため、フリーハンドで思い切ってカットしても十分に可愛らしく仕上がります。失敗を恐れず挑戦してみてください。
Q3. 子供と一緒に指人形を作る際、何歳から楽しめますか? A. 3歳頃から十分に楽しめます。大人が土台を切り抜き、お子様がシールやペンで表情を描き込む、パーツをペタペタ貼るといった分担作業がおすすめです。
Q4. 読み聞かせの際に指人形を効果的に使う方法は? A. おばけを指でゆらゆらと動かしながら「おばけの時間だよ」と語りかけることで、絵本の世界観への没入感を高めることができます。部屋を少し暗くする演出も効果的です。
Q5. セリアやダイソーで揃えるべき必須アイテムは何ですか? A. 白のフェルト(または画用紙)、強力な手芸用ボンド、表情を描くための布用ペン、そして目を表現するための丸シールや黒のフェルトを揃えるとスムーズに製作できます。
Q6. フェルトと画用紙、どちらの方がおすすめですか? A. 長く遊ぶなら耐久性と温かみのあるフェルト、手軽に何個も作りたいなら描き込みがしやすい画用紙がおすすめです。まずは身近にある方から始めてみるのが良いかなと思います。
