ねないこだれだのおばけを折り紙で!簡単な折り方や動く製作遊び

「ねないこだれだ」のおばけを折り紙で作ろう!というタイトル文字と、折り紙で作ったおばけと月の切り絵

絵本ライフ運営者の「絵本ライフ編集長」です。夜の暗闇からふわふわと現れる、あの不思議なおばけ。せなけいこさんの名作『ねないこだれだ』を読み聞かせていると、子供たちが「おばけ作ってみたい!」と目を輝かせることがありますよね。

でも、いざ作るとなると、『ねないこだれだ』のおばけを折り紙でどう再現すればいいのか、教え方に悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。実は、ちょっとした折り方の工夫や身近な材料の活用で、あの独特な雰囲気を持ったおばけは誰でも作れるんです。

この記事では、初心者向けの簡単な手順から、保育の現場でも喜ばれる本格的な製作アイデアまで、親子で楽しみながら取り組める方法を詳しくまとめました。

この記事を読み終える頃には、お子さんと一緒に夜の読み聞かせがもっと楽しくなるような、素敵なおばけが完成しているはずですよ。

この記事でわかること
  • 折り紙1枚で誰でも完成するおばけの基本的な折り方と詳細な手順
  • 原作の「ちぎり絵」が持つ温かい質感を家庭で再現するためのテクニック
  • ビニール袋や紙皿など家にある廃材を活用した動くおばけの製作アイデア
  • 公式キットや知育玩具を使いこなし遊びの幅を広げるための具体的なコツ
目次

ねないこだれだのおばけを折り紙で楽しむ魅力

たった1枚の白い紙が、子供たちを惹きつけてやまない「おばけ」に変身する。そのプロセスには、指先の巧緻(こうち)性を養うことにつながるだけでなく、物語の世界を自分たちの手で具現化する喜びが詰まっています。

まずは基本から、親子で笑顔になれる製作の第一歩を踏み出してみましょう。

初心者でも簡単な基本の折り方と手順

折り紙1枚だけで簡単に作れることを説明するテキストと、親子で白い折り紙を持っている手元の様子
AIイメージ画像

折り紙遊びは、幼児期における「形」や「空間」への認識を深めるための素晴らしいツールです。特に『ねないこだれだ』のおばけは、極めてシンプルな図形(三角形や円形)の組み合わせで構成されているため、折り紙初心者のお子さんにとって、最初の成功体験を得やすい題材なんですね。

全体のバランスを決める「観音折り」の活用

基本となるのは、正方形の折り紙を半分に折り、その中心線に向かって左右を折る「観音折り」です。この工程で、おばけの「体の幅」が決まります。

きっちりと左右対称に折るのも綺麗ですが、あえて少し斜めに折ることで、原画のちぎり絵が持つ「ゆらぎ」を表現することができます。

完璧を求めすぎず、お子さんが折ったそのままの形を「おばけらしくていいね!」と認めてあげることが、製作を楽しく続ける秘訣です。

浮遊感を演出する「ずらし折り」のテクニック

おばけらしさを出すためにあえて左右非対称に折ったり裾をずらしたりして浮遊感を出すコツの図解
AIイメージ画像

おばけの足元(尾部)を折る際は、下側の角を少し外側へ逃がすように折ってみてください。これを左右交互に行うか、片方だけを大きく折ることで、空をひらひらと舞っているような躍動感が生まれます。

これが『ねないこだれだ』特有の、どこか掴みどころのないフォルムを作るための最大のポイントです。

発達に合わせた役割分担のアイデア

まだ指先の力が弱い2歳〜3歳くらいのお子さんの場合、大人が基本の形を折り、お子さんには最後の「仕上げ」をお願いしてみるのがおすすめです。

例えば、角を少しだけ丸く折る作業や、後述する「目」のパーツを貼る作業だけでも、子供にとっては「自分が作った!」という誇らしい気持ちに繋がります。

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折り方のまとめ

  1. 白い折り紙を対角線で折って大きな三角を作り、折り目を付けて戻す
  2. 中心線に合わせて、左右の角を中央に寄せ、細長い形にする(観音折り)
  3. 上部の鋭い角を、少し手前に折り曲げて「頭の丸み」を作る
  4. 下部の角を斜め外側に折り、おばけのしっぽを作る
  5. 全体の角をほんの少し裏側へ折ると、ちぎり絵風の丸みが出ます
「ねないこだれだ」のおばけを折り紙で作ろう!というタイトル文字と、折り紙で作ったおばけと月の切り絵
AIイメージ画像

このような指先を使う活動は、脳の発達にも良い影響を与えると言われています。文部科学省の学習指導要領などでも、幼児期における造形活動の重要性が説かれていますね。(出典:文部科学省『幼稚園教育要領』

公式の絵本のおりがみセットで遊ぶコツ

「自分でおばけを再現するのは少しハードルが高いかも…」と感じている方や、もっと豪華に物語の世界を楽しみたい方におすすめなのが、市販の「絵本のおりがみ」シリーズです。キャラクターの顔や模様がプリントされているため、折るだけで完璧な仕上がりになります。

原作そのままのキャラクターに出会える喜び

公式セットの最大のメリットは、せなけいこさんが描くあの絶妙な和紙のテクスチャが、そのまま紙に印刷されている点です。おばけだけでなく、劇中に登場する時計や黒猫、さらにはおばけに連れて行かれてしまった「女の子」の柄まで入っていることがあり、折る段階から絵本を読み返しているようなワクワク感を味わえます。

折った後の「遊び」を拡張するギミック

実は、この公式キットには単なるキャラクター折りの他に、伝統的な「手紙折り」や「物理的に動く折り紙」の要素が組み込まれていることが多いです。例えば、おばけの顔が描かれた紙を「吹きゴマ」にしたり、息を吹きかけるとパタパタと動く「羽ばたく鳥」のような構造にアレンジしたり。これにより、折り紙が「飾るもの」から「一緒に遊ぶ仲間」へと進化します。

公式セットには全10種類以上の柄が含まれていることもあり、一度に全部折ってしまうのではなく、今日は「おばけ」、明日は「くろねこ」といったように、毎日の読み聞かせに合わせて少しずつ増やしていくのが、飽きずに楽しむコツですよ。

手作りパーツとの組み合わせ

公式の折り紙を主役に据えつつ、周りに自分で作った折り紙の星や月を並べてみてください。既製品の完成度と、自分だけのオリジナルパーツが組み合わさることで、世界に一つだけの『ねないこだれだ』のジオラマが完成します。こうした体験は、子供の「工夫する心」を刺激してくれるはずです。

表情を豊かにする目の描き方とバランス

命を吹き込む目の描き方として、たれ目気味にして左右の大きさや位置をずらすポイントを解説したおばけの顔のアップ
AIイメージ画像

おばけの「命」を吹き込むのは、間違いなく「目」です。あの独特の、驚いているような、でもどこか達観しているような表情を作るには、少しだけ意識したい描き方のルールがあります。

黄金比は「垂れ目」と「左右非対称」

原作のおばけをじっくり観察すると、目は綺麗な正円ではなく、わずかに歪んでいることに気づきます。再現する際は、目頭側を高く、目尻側をぐっと下げた「垂れ目」を意識してみてください。さらに、左右の目の大きさを微妙に変えたり、配置をわざと数ミリずらしたりすることで、せなけいこさんの作品が持つ「人間味のある温かさ」が生まれます。

白シールの活用でクオリティアップ

ペンで直接描くのが不安な場合は、文房具店で売っている「白い丸シール」を使いましょう。シールに黒目を描いてから折り紙に貼る方法なら、位置を微調整できるので失敗がありません。黒目を描くときは、瞳の真ん中に小さく白抜き(光)を入れると可愛らしい印象に、黒目だけで描くと少し不気味でミステリアスな印象になります。お子さんの好みに合わせて調整してみてくださいね。

丸シールを使った目の表現は、きんぎょがにげたのイラスト製作など、他の絵本キャラクターを作る際にも応用できる便利なテクニックですよ。

「二重」のラインで深みが出る

仕上げに、目の上に細い線を一本描き足してみてください。これがいわゆる「二重(ふたえ)」の表現になり、おばけの表情にぐっと深みが増します。ぱっちりとした目よりも、少し眠たそうな、とろんとした目を目指すと、原作の雰囲気に驚くほど近づきますよ。

注意点

油性ペンを使用する場合、テーブルに色が移ってしまうことがあります。必ず下敷きを敷くか、汚れてもいい新聞紙などの上で作業するようにしてくださいね。

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子供の想像力を育む手作りおもちゃへの応用

せっかく作ったおばけ、ただ壁に貼るだけではもったいない!折り紙のおばけをベースにして、日常の遊びを豊かにする「動くおもちゃ」へと進化させてみましょう。これは子供の創造性を刺激する絶好のチャンスです。

おばけの影絵シアター

厚紙を貼って補強したおばけ折り紙を割り箸につけ、懐中電灯やスマートフォンのライトで壁に照らしてみてください。部屋を暗くして、「ねないこだれだ〜」と言いながら影を動かすだけで、いつものお部屋が劇場に早変わり。実物よりも大きな影が壁に映し出される様子に、子供たちは興奮と少しのドキドキを味わうことができます。光の距離で大きさが変わるという科学的な発見にもつながりますね。

おばけの「お家」を箱で作ろう

空き箱の内側を黒く塗り、折り紙のおばけを配置して、小さな「おばけ屋敷」を作ってみるのも楽しいです。カーテンを作ったり、おばけが食べる「おやつ」を小さな紙で作って添えたり。子供の頭の中にある物語を、三次元の空間で表現させてあげることで、言語化能力や構成力が養われます。

指人形(フィンガーパペット)への改造

折り紙の後ろ側に、指を通せる程度の紙の輪っかをつけるだけで、指人形になります。おばけと自分の指が一体化することで、子供はおばけになりきって話を始めます。「夜、寝ない子はどこかな?」とおばけの言葉で語りかけることで、親子間のコミュニケーションがより立体的で楽しいものになりますよ。

親子で触れ合う時間を大切にする製作のポイント

形が歪んでいても直さずに子供が作ったプロセスを褒める大切さを伝える、笑顔の子供とおばけのイラスト
AIイメージ画像

この記事を通じて一番お伝えしたいのは、完璧な作品を作ることよりも、「親子で一緒に手を動かした」というその時間が、子供にとって何よりの宝物になるということです。製作を通じて、愛情豊かな時間を過ごすためのポイントをお話しします。

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プロセスそのものを褒める

子供が一生懸命に折った紙が、もし形として歪んでいたとしても、それはその時の子供の精一杯です。「ここ、すごく力強く折れたね!」「このおばけ、元気そうでかっこいいよ!」といったように、完成形ではなく、頑張った過程や独自の工夫を具体的に褒めてあげてください。その一言が、子供の「次もやってみたい」という意欲に直結します。

製作を日常のルーティンに組み込む

例えば、寝る前の絵本タイムの後に「5分だけおばけのお顔を描こうか」と提案してみる。こうした小さな習慣が、子供にとって親子の密なコミュニケーション時間になります。私の経験上、親が楽しそうに作っている姿を見せるのが、一番の教育効果があります。「お母さん(お父さん)もおばけ作っちゃおうかな〜!」と、ぜひ大人も本気で楽しんでみてください。

無理をさせない、中断してもOK

子供の集中力は長くは続きません。途中で遊び出したり、別のことに興味が移ったりしても、それは自然なことです。そんな時は「続きはまた明日のお楽しみにしようね」と、ゆったりとした気持ちで見守ってあげましょう。楽しい気持ちで終わることが、次回の製作への期待感に繋がります。

注意点

ハサミやのりを使用する際は、必ず大人の目が届く範囲で行ってください。特に小さなお子さんの場合、指を挟んだり誤飲したりするリスクがあります。安全第一で、無理のない範囲で進めましょう。

ねないこだれだのおばけを折り紙や身近な素材で再現

折り紙という枠を超えて、身近にある様々な素材に目を向けてみると、おばけの表現はさらに自由になります。せなけいこさんがコラージュ(ちぎり絵)という技法で表現した「素材の面白さ」を、家庭でも体験してみましょう。

また、紙だけでなく「もっと丈夫で本格的な人形を作ってあげたい」という方には、100均の材料で縫わずに作れる『ねないこだれだ』のぬいぐるみの作り方もおすすめです。こちらもあわせて参考にしてみてくださいね。

ちぎり絵で表現するせなけいこ風の質感

ハサミを使わずに手でちぎることで紙の繊維を毛羽立たせ、原作の「温かみ」を再現したちぎり絵の質感
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せなけいこさんの絵本の最大の特徴は、和紙の繊維が毛羽立った、あの柔らかくも力強い「ちぎり絵」の質感です。折り紙が「線の美しさ」なら、ちぎり絵は「面の温かみ」を教えてくれます。

和紙や半紙を使った本物志向の製作

もし手に入るなら、書道用の半紙や和紙を使ってみてください。水を含ませた細い筆で、おばけの輪郭を紙になぞり、その濡れた部分をそっと指でちぎっていきます。こうすることで、ハサミでは絶対に出せない「ふわふわとした毛羽立ち」が生まれます。これが黒い背景にのせた時に、闇に溶け込むような不思議な美しさを放つのです。

手触りを楽しむセンサリー遊び

子供にとって、紙をちぎるという行為は指先の神経を刺激する非常に優れた遊びです。「びりびり」という音や、紙が破れる感触を楽しみながら、大小様々なおばけのパーツを作ってみましょう。多少形が崩れても、それが「味」になるのがちぎり絵の素晴らしいところ。色々な種類の紙(新聞紙、広告、ティッシュペーパーなど)を混ぜて、質感の違いを比較してみるのも面白いですよ。

コラージュとしての完成

ちぎったパーツを、のりで大きな画用紙に貼っていきます。このとき、のりを全面に塗るのではなく、真ん中だけを貼って端を浮かせるようにすると、より立体的で、今にも動き出しそうなおばけになります。こうした「素材と遊ぶ」体験は、将来的な芸術的感性の土台を築いてくれるはずです。

ビニール袋や紙皿を使った動くおばけ製作

紙皿を螺旋状に切って吊るしたり紙コップから飛び出させたりして遊ぶ「動くおばけ」の製作アイデア図解
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家にある廃材は、おばけを作るための宝の山です。平面の折り紙とは一味違う、物理的な仕組みを取り入れた「動くおばけ」は、子供たちの知的好奇心を強烈に刺激します。

紙皿で作る「くるくるおばけ」

紙皿の真ん中に向かって、螺旋(渦巻き)状にハサミで切り込みを入れます。その先端におばけの顔を貼り、皿の端に糸をつけて吊るすと、風を受けるたびにくるくると回転しながら伸び縮みする不思議なおばけの完成です。重力と空気の抵抗を視覚的に楽しめるこの工作は、窓辺に飾るインテリアとしても最適です。

魔法のような「飛び出す紙コップおばけ」

紙コップの底に小さな穴を開け、ストローを通します。ストローの先に、白いビニール袋で作ったおばけを固定し、紙コップの中に隠します。ストローを押し上げると、コップの中から「ばぁ!」とおばけが飛び出す仕掛けです。この単純な驚きが、子供たちにとっては魔法のように感じられるのです。

素材物理的な動き子供への教育効果
紙皿回転・伸縮遠心力や重力への気づき
ビニール袋浮遊・膨張空気の流れ(風)の可視化
紙コップ上下運動(出現)因果関係(押すと出る)の理解

このように、身近な廃材が驚きに変わるプロセスを通じて、子供たちは「工夫する楽しさ」を学んでいきます。廃材工作は、材料を新しく買い揃える必要がないため、思い立った瞬間に始められるのも嬉しいポイントですよね。また、ビニール袋を使う際は、お子さんが誤って口や鼻を覆わないよう、大人が必ずそばで見守ってあげてくださいね。

保育現場で役立つ壁面構成と集団製作の工夫

保育園や幼稚園、地域のサークルなどで『ねないこだれだ』をテーマにする場合、一人ひとりの作品を集めて作る「壁面構成」が非常に効果的です。物語の世界観を空間全体で表現することで、子供たちの共有体験が深まります。

大きな夜空の背景作り

模造紙や不織布を黒や深い紺色に塗り、それを壁一面に貼ることからスタートします。そこに、子供たちが個別に製作したおばけたちを配置していくのですが、ただ貼るだけでなく「物語のストーリー」に沿って並べると面白いですよ。例えば、時計が夜の12時を指している様子を中央に描き、そこからおばけが溢れ出してくるような構成です。

「おばけの森」をスタンプで表現

壁面をより豊かにするために、おばけの体に「表情」をつけるスタンプ技法を取り入れてみましょう。野菜の切り口(レンコンやオクラ)や、梱包材のプチプチなどをスタンプにして、白い絵の具でおばけの体に模様をつけていきます。これにより、均一な「白」ではなく、光の当たり方や空気感をはらんだ、深みのある壁面装飾になります。

「自分だけのおばけ」という主体性

集団製作であっても、一人ひとりが自分の作品に名前をつけたり、「このおばけは泣き虫なんだよ」と性格を設定したりする時間を設けてみてください。

物語のキャラクターを借りつつも、そこに自分の感情を投影させることは、心理的な安定や客観的な自己理解を助ける働きもあると言われています。

みんなで一つの世界を作る喜びを、ぜひ味わってほしいですね。また、年齢に合わせた製作技法や指導のポイントについては、4歳児向けの『はらぺこあおむし』製作指導案も参考になりますので、あわせてご覧ください。

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廃材リサイクルで環境教育にもつながる工作

近年、持続可能な社会を目指す「SDGs」の観点からも、ゴミとして捨てられるはずだった廃材を遊びに取り入れる意義が高まっています。おばけ製作は、そのきっかけとして非常に導入しやすいテーマです。

牛乳パックで作る「パタパタおばけ」

牛乳パックの頑丈な構造を活かして、おばけを動かす土台を作ります。パックを縦に切り開き、ゴムを仕込むことで、おばけがパチンと跳ね上がる仕掛けや、パタパタと絵が変わる仕組みを作ることができます。プラスチックゴミを減らす意識を直接教えるのは難しくても、「これ、元々は牛乳の箱だったんだよ。すごいね!」という驚きから、物を大切にする心が芽生えます。

トイレットペーパーの芯で自立おばけ

トイレットペーパーの芯を白く塗り、折り紙の腕や目をつけるだけで、自立する立体おばけになります。これを複数作って「おばけのボウリング」を楽しむこともできますよ。廃材で作ったおもちゃは、壊れてもまた新しい素材で作り直せます。この「リトライのしやすさ」こそが、子供の挑戦心を支える土台になるのです。

家庭にあるものを再利用する際は、衛生面に十分配慮し、接着には強力なテープやボンドを大人が適宜サポートしてあげてください。環境について考える第一歩は、こうした楽しい遊びの中から始まります。

愛情を込めてねないこだれだのおばけを折り紙で作成

手作りのおばけと一緒に絵本『ねないこだれだ』を楽しむことで物語への没入感を高めるイメージイラスト
AIイメージ画像

製作のテクニックや素材の工夫をたくさんご紹介してきましたが、最後に振り返りたいのは、なぜ私たちが「手作り」をするのかという本質です。市販の完璧なおもちゃも素晴らしいですが、親が自分のために手を動かし、一緒に笑ってくれたという体験は、子供の記憶に深く刻まれます。

「手作り」が伝えるメッセージ

折り紙を一折り一折り丁寧に折る姿、子供が描いた不格好な目を「かわいいね」と笑う姿。そのすべてが、子供にとっては「自分は愛されている、大切にされている」というメッセージとして伝わります。愛情を込めてねないこだれだのおばけを折り紙で作る時間は、単なる工作の時間を超えた、最高の子育ての時間なんです。

絵本との相乗効果

自分で作ったおばけを手にしながら絵本を読むと、物語への没入感が全く違います。「あ、ここにおばけさんがいる!」とお子さんが自分の作品を指差したとき、絵本の中の世界と現実が繋がり、想像力は無限に広がります。そのキラキラとした瞬間を、ぜひ大切にしてください。

忙しい日々の中で、完璧なものを作ろうとしなくて大丈夫です。たとえ最後まで完成しなくても、そのプロセスを親子で共有できたなら、それは大成功です。今日からでも、一枚の白い折り紙を手に、お子さんと新しいおばけの物語を始めてみませんか?

記事内容から想定されるQ&A

Q1. 折り紙は何歳くらいから一人で折れますか? A. 一般的には4歳児頃から手順を理解して折れるようになりますが、2歳児や3歳児でも、大人が折ったものにシールを貼ったり、半分に折る作業を手伝ったりして一緒に楽しむことができます。発達段階に合わせて役割を分担しましょう。

Q2. 原作のような「ちぎり絵」の質感を出すコツは? A. 和紙や書道用の半紙を使い、水を含ませた筆で輪郭をなぞってから手でちぎるのがコツです。ハサミを使わないことで生まれる繊維の「毛羽立ち」が、せなけいこさんの作品特有の柔らかい雰囲気を再現してくれます。

Q3. おばけの目を描くときに失敗しないポイントは? A. 白い丸シール(事務用など)に黒目を描き込み、それを折り紙に貼る方法がおすすめです。貼る位置を微調整できるため、バランスを整えやすく、左右非対称な愛らしい表情も作りやすくなります。

Q4. 公式の折り紙セットはどこで購入できますか? A. 大手の書店、絵本キャラクター専門の雑貨店、またはAmazonや楽天などのオンラインショップで購入可能です。「絵本のおりがみ」シリーズとして展開されていますが、在庫状況は時期により変動するため、各ショップやメーカーの公式サイトをご確認ください。

Q5. 製作したおばけを使って動く遊びはできますか? A. はい、紙皿に螺旋の切り込みを入れて吊るす「くるくるおばけ」や、紙コップとストローを組み合わせた「飛び出すおばけ」など、簡単な仕掛けを加えるだけで、動きのある楽しいおもちゃにアレンジできます。

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