こんにちは。絵本のサイト絵本ライフ、運営者の「絵本ライフ編集長」です。
子どもたちに大人気の絵本、きんぎょがにげたを読み聞かせているとき、もっと盛り上げたいな、あるいは子どもの反応を引き出したいなと感じることはありませんか。
特にきんぎょがにげたの手遊びを保育の現場や家庭で取り入れたいと考えている方は、そのやり方や、親子で楽しむポイントについて知りたいと思っているはずです。
1歳児や2歳児は、動くものや隠れているものを探すのが大好きですよね。もし、今はまだ指差しがゆっくりだったり、他のページに興味が移りやすかったりしても、それは子どもが自分自身の「好き」を見つけている素敵な証拠です。
ネットで動画を探して真似してみるのも一つの手ですが、実はちょっとしたコツを知るだけで、いつもの読み聞かせが劇的に楽しくなるんです。この記事では、親子で笑顔になれる遊びのアイデアをたっぷりお届けしますね。
- 1歳や2歳の発達に合わせた読み聞かせと手遊びの相乗効果
- 指差し行動を自然に引き出すための具体的な誘い方と環境作り
- 保育現場でも活用されている手遊び歌のバリエーション
- 絵本の世界を広げる製作やグッズを使った遊びのアイデア
きんぎょがにげたの手遊びで読み聞かせをもっと楽しく

絵本を開く前に、あるいは読んでいる最中に手遊びを取り入れることで、子どもの集中力はぐっと高まります。
ここでは、読み聞かせをより豊かにするためのヒントをまとめました。
1歳児が夢中になる読み聞かせのコツとタイミング
1歳児への読み聞かせでは、「子どもの視線の先に言葉を添えること」が大切かなと思います。
なぜなら、この時期の子どもは自分の興味があるものに全神経を集中させており、大人のペースで進められるよりも、自分の発見を共感してもらえることでより深い安心感と満足感を得られるからです。

視線の追随を意識した関わり
例えば、きんぎょがカーテンの陰に隠れているページで、子どもがじっとそこを見つめた瞬間に「あ!きんぎょさん、いたね」と優しく声をかけてみてください。
大人がじっと待って子どもの発見を肯定してあげると、子どもは「自分の見つけた!」という喜びで目を輝かせます。
無理にページをめくらず、子どもが満足するまで一つのページを楽しむのが、夢中になってもらうための秘訣ですよ。
詳しい年齢別の反応については、こちらのきんぎょがにげたの楽しみ方と年齢別の反応の記事も参考にしてみてくださいね。
指差しの練習が楽しくなる見つけっこのヒント
指差しを促したいときは、「大人が大げさに指をさして見せること」から始めてみましょう。
子どもは身近な大人の動作を模倣することで、コミュニケーションの楽しさを学んでいくと言われています。

模倣から始まるコミュニケーション
きんぎょを見つけたときに「いた!」と言いながら、人差し指できんぎょを優しくタッチする姿を何度も見せてあげてください。
指を一本出すのが難しい時期は、手のひら全体で「ここかな?」と触ることから始めても全く問題ありません。
まずは「指の形」よりも「見つけて伝える楽しさ」を共有することを優先してみてくださいね。
1歳半ごろの健診でも、指差しは「伝えたい」という気持ちの現れとして、親子で成長を喜ぶ一つの目安にされています。(出典:厚生労働省『1歳6か月児健康診査の手引』)
指差しを引き出すステップ
- まずは大人が指をさして、視線を誘導するお手本を見せる
- 子どもが触った場所に対して「そう、そこだね!」と即座に反応する
- 「どっちににげたかな?」と二択で選ばせる機会を作る
2歳児の観察力を育むねらいと遊びの工夫
2歳児になると、ただ探すだけでなく「きんぎょと似ているけれど違うもの」を見分ける観察力が備わってきます。
この時期は、形や色の違いを見分ける遊びを日常生活に取り入れると面白いですよ。

間違い探しで自尊心をくすぐる
例えば、キャンディの瓶の中に隠れているシーンでは、「これはきんぎょかな?あ、これはアメだね」と、あえて大人が間違えてみせるのも効果的です。
子どもは「違うよ、こっちだよ!」と得意げに教えてくれるはずです。こうしたやり取りを通じて、細かい部分まで見る力が自然と育まれていきます。
自分で見つけた!という達成感が、2歳児の自己肯定感を健やかに育ててくれます。
保育園でも大人気な導入にぴったりの手遊び歌
読み聞かせの導入には、「きんぎょさんとめだかさん」という手遊び歌が非常におすすめです。
この遊びは、ゆったりとした動きと素早い動きを組み合わせることで、子どもの期待感を高める効果があるからです。

「静」と「動」のリズム使い
金魚を表現するときは両手を重ねてゆったりと泳がせ、メダカのときは指先を細かく素早く動かします。
この変化が、子どもの心に心地よい刺激を与えます。これを読み聞かせの前にやることで、「これからきんぎょのお話が始まるんだ」という心の準備ができるんですね。
実際に保育の現場でも、この手遊びを始めると子どもたちが「何が始まるのかな?」と興味津々で集まってくる光景をよく目にします。
五味太郎の世界観と魅力
五味太郎さんの絵本が長く愛されている理由は、「教え込む」のではなく「一緒に遊ぶ」デザインになっているからだと私は感じています。
鮮やかな色彩ときんぎょのユーモラスな表情は、大人が見ても心が弾む魅力がありますよね。

愛着形成としての読み聞かせ
この絵本を介して、子どもと一緒に「どこかな?」と探し、見つけたときに笑い合う。
その繰り返しが、親子の絆を深める大切な時間になります。特別な教育をしようと気負わず、ただこの美しい色彩の世界を五味太郎さんと一緒に散歩するような気持ちで楽しむのが一番ですよ。
五味太郎さんの自由な発想は、親側の心もふっと軽くしてくれる気がします。
五味太郎さんの作品のポイント
五味太郎さんの作品は、あえて余白や謎を残すことで、子どもたちの自由な想像力を引き出すように描かれていると言われています。
正解を当てることだけが目的ではない、自由な楽しみ方ができるのが素敵ですね。
動画を参考に親子でマスターする簡単アレンジ
手遊びのやり方に正解はありませんが、迷ったら動画サイトで「きんぎょがにげた 手遊び」と検索して、自分に合いそうな動きを一つだけ覚えてみるのがおすすめです。
基本的な動きを参考にしつつ、ご家庭のペースでアレンジを加えることで、よりオリジナリティのある遊びになります。
スキンシップを増やすコツ
例えば、きんぎょが逃げる動作で子どものお腹をこちょこちょしたり、ほっぺをツンとしたりするアレンジは、身体接触が増えて子どもも大喜びします。
完璧にコピーしようとせず、子どもの反応を見ながらテンポを変えたりして、お互いが一番笑える形を探してみてください。
動画はあくまで、新しい楽しみ方を見つけるためのヒントです。
きんぎょがにげたの手遊びを取り入れた製作のアイデア
絵本や手遊びで楽しんだ後は、その世界を形にする「製作」に繋げると、子どもの満足度はさらに高まります。身近な材料でできる遊びを紹介します。
壁面製作にも応用できる金魚のちぎり絵遊び
1歳や2歳でも楽しめる製作として、赤い折り紙を使ったちぎり絵がぴったりです。
指先を使って紙を破く行為は、子どもにとって面白い刺激と達成感に繋がるからです。
具体的な作り方については、きんぎょがにげたのイラストの作り方と指差し練習のページで詳しく解説しています。

リアルきんぎょ探しゲームへの発展
画用紙に大きな金魚の輪郭を描いておき、そこに糊や両面テープでちぎった紙をペタペタ貼っていくだけで、世界に一つだけのきんぎょが完成します。
出来上がった作品を壁のあちこちに貼って、「お部屋の中できんぎょがにげたごっこ」をするのも楽しいですよ。
階段や冷蔵庫にきんぎょを隠して、子どもと一緒に探検するのも良い思い出になりますね。
製作時の注意点
小さなお子さんが糊や紙を口に入れないよう、必ず大人がそばで見守ってください。
また、形をきれいに整えることよりも、子どもが「破いた」「貼った」というプロセス自体を存分に褒めてあげてくださいね。
ピアノやリズムに合わせて歌える楽譜の活用法
音楽が得意な方は、簡単なリズムやピアノの伴奏を合わせると、遊びの幅がぐんと広がります。
一定のリズムに乗せて言葉を発することは、言葉の響きを楽しむ力を育む助けになると言われています。
身近な音を楽器に変える
童謡「めだかの学校」などのメロディを少しアレンジして、「きんぎょがにげた、どこににげた?」と歌うだけでも立派な音楽遊びになります。
ピアノがなくても、膝を叩いたり空き箱を叩いたりしてリズムをとるだけで十分。
音が加わることで、子どものテンションも自然と上がりますし、親子でリズムを刻む一体感が生まれます。
歌詞を覚えなくても大丈夫な自由な言葉がけ
手遊び歌の歌詞を正確に覚える必要は全くありません。大切なのは「今の状況を楽しく実況すること」です。
なぜなら、親の楽しそうな声と笑顔こそが、子どもにとって一番嬉しい刺激になるからです。
即興の実況中継スタイル
例えば「きんぎょさん、テケテケ逃げた。植木鉢に隠れたよ。見つかるかな?」といった具合に、即興で言葉を紡いでみてください。
型にはまらない自由な言葉がけの方が、子どもの意外な発見や反応を引き出せることが多いものです。
肩の力を抜いて、おしゃべり感覚で歌ってみましょう。大人が楽しんでいる姿を見せるのが、最高のアプローチです。
絵本の世界が広がる関連グッズの楽しい使い方
最近では、ユニクロなどのブランドと五味太郎さんの作品がコラボしたグッズも多く展開されています。こうしたグッズを「現実ときんぎょを繋げるツール」として使うのがおすすめです。
日常生活が絵本の一部になる
きんぎょ柄のパジャマを着ているときに、「あ!パジャマにきんぎょがにげた!」と言って指をさしてみる。
すると子どもは、絵本の中の世界と自分の服が繋がっていることに気づき、驚きと喜びを感じます。
これは抽象的なことを理解し始める、とても高度で素敵な瞬間の現れなんです。
他にも家の中で楽しめるアイデアを表にまとめました。
| 場所・アイテム | 遊び方のアドバイス |
|---|---|
| お部屋の壁 | 手作りのきんぎょを隠して「宝探し」風にする |
| お散歩中 | 赤い花や看板を見て「きんぎょかな?」と探す |
| お風呂 | 浮かぶおもちゃをきんぎょに見立てて捕まえる |
| 衣服・パジャマ | 柄を指さして「いた!」と教え合う |
記事内容から想定されるQ&A
Q1 1歳児への読み聞かせで最も大切なことは何ですか?
A1 子どもの視線の先に「あ!いたね」と言葉を添え、発見を共感することです。大人のペースで進めず、子どもが満足するまで待つのがコツですよ。
Q2 指差しの練習を始めるにはどうすればよいですか?
A2 まずは大人が大げさに指をさしてお手本を見せましょう。指の形よりも、見つけて伝える楽しさを親子で共有することを優先してくださいね。
Q3 2歳児向けの遊びの工夫はありますか?
A3 あえて大人が間違えて見せるのが効果的です。「これはアメかな?」と聞くと、子どもは得意げに間違いを教えてくれ、観察力が育ちます。
Q4 「きんぎょさんとめだかさん」の手遊びの効果は何ですか?
A4 ゆったりした動きと素早い動きの緩急が、子どもの心に心地よい刺激を与えます。お話が始まる前の心の準備にもぴったりですね。
Q5 五味太郎さんの絵本が長く愛されている理由は何ですか?
A5 教え込むのではなく「一緒に遊ぶ」デザインだからです。あえて余白を残した描き方が、子どもの自由な想像力を引き出してくれます。
Q6 子どもがなかなか指をささないのですが、大丈夫でしょうか?
A6 成長のペースは一人ひとり異なります。指をさす前段階として、大人がさした方を一緒に見たり、二択で選ばせたりする遊びから楽しんでみてくださいね。
Q7 手遊びの歌詞を完璧に覚える必要はありますか?
A7 必要ありません。親の楽しそうな声が一番のリズムです。「きんぎょさんが逃げたよ」と、今の状況を自由に実況するだけで十分楽しめますよ。
Q8 おすすめの製作アイデアはありますか?
A8 赤い折り紙を使った「ちぎり絵」がおすすめです。指先を使う動作は子どもにとって良い刺激になり、自分だけのきんぎょを作る達成感が味わえます。
Q9 関連グッズを使った知育遊びはありますか?
A9 きんぎょ柄のパジャマなどを指さし、「ここにもいた!」と教え合うのがおすすめ。絵本の世界と現実をリンクさせる高度な遊びになります。
Q10 読み聞かせの時間をより豊かにする秘訣は何ですか?
A10 正解を当てさせることよりも、親子で一緒に探す過程を楽しむことです。笑顔で「いたね!」と応じる瞬間が、子どもの自己肯定感を育てます。
まとめ:きんぎょがにげたの手遊びで豊かな育児時間を

ここまで紹介してきたように、きんぎょがにげたの手遊びを取り入れた関わりは、子どもの観察力や指差しの現れを促すだけでなく、親子のコミュニケーションを深める素晴らしいきっかけになります。
結論として大切なのは、「正解を見つけさせること」よりも「一緒に探す過程を楽しむこと」です。
もし子どもが今はまだ指をささなかったり、別のことに興味を示したりしても、それはその子なりの成長のペース。
焦る必要は全くありません。発達に関する具体的な相談や不安がある場合は、自治体の定期健診などで保健師さんや専門家の方に相談してみてくださいね。
まずは、目の前の子どもが「いた!」と笑うその瞬間を、あなた自身も思いっきり楽しんでください。
それが何よりの教育であり、最高の思い出になるはずですから。
きんぎょがにげたの手遊びを通じて、皆様の育児時間がより豊かなものになることを願っています。
